エスクロー会社

 エスクロー会社は買い主と売り主が同意した契約書に従って、登記までの手続きを代三者の立場で代行する会社です。 エスクロー会社は日本の司法書士と信託を兼ね備えたような仕事をする会社です。  買い主はエスクロー会社に任せる事によってきれいな権利証を確認の上登記出来るし、売り主にしてみれば権利証をあげるかわりに売却代金を契約書に従ってもらえます。 両者がエスクロー会社を利用したことによって安心して登記が出来るので、このエスクロー会社に支払う手数料は半分づつ支払います。 エスクロー会社への手数料は物件価格に対してスライド式になっていますので概算として物件価格の03%から0。5%位とみておけば良いです。

 エスクロー会社に買い主と売り主の同意した契約書を届けて手続きが始まります。まずその物件を担当するエスクローオフィサーと呼ばれる人が決まります。この物件担当のエスクローオフィサーと毎日のように手続きの為のコミュニケーションを交わしながら登記に向かいます。 エスクローオフィサーは買い主、買い主の業者、売り主、売り主の業者、もし銀行の融資を受けて購入する場合は銀行のローン担当者、登記書類作成の弁護士事務所、登記所の人等、何人もの人たちの間に入って売買契約書にそって登記までの仕事をしなければなりません。頭の回転が早くて手際の良いエスクローオフィサーは契約書にその人がエスクローオフィサーとして担当するようにリクエストされている場合があります。その為有能なエスクローオフィサーは一度に200件くらいの物件を担当する時もあります。 利害関係のある沢山の人たちの間でスムースに登記までこぎつけることはかなり大変な仕事です。 いろいろな人がいろいろな事を言ってきますので、それを処理しながら、登記に向かいます。あくまでも契約書にそって仕事をしますので、エスクローオフィサーは問題が生じた時にも第三者として、その問題を買い主や売り主の業者を通じて両者に解決を促すだけですので、割りきって仕事をすれば疲れないと思いますが、人間はやはりいろいろな問題を目の前に見せられると自分に関係なくてもプレッシャーをしょい込みます。

最近は銀行利子が40年来の低い水準の為にエスクロー会社はその融資組み換え(リファイナンス)の登記手続きで多忙です。いつ電話をしても他の電話に出ていてお話し中ですし、メッセージを残しても返事の電話はかかって来ません。 そして忘れた頃、一週間の終わりの土曜日頃ひょっこり折り返しの電話がかかってきたりします。 とても重要で待ちきれない時にはアポイントメントなしに私はエスクロー会社に直接行くこともあります。 200近い取り扱いの物件のうち、私の物件の書類のファイルがともかくそのエスクローオフィサーの机の一番上にのっていてスムーズに手順を進めて頂かなくては困るのです。  机の一番下の方に私のお客様の物件のファイルがあるのでは困るのです。 毎日の様にエスクローオフィサーと連絡をしてスケジュール通りに進めて頂くことに気を使います。

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